界面活性剤の効果!身近にあるすごいパワー結露編

界面活性剤とは何かと聞かれたとき「洗剤!!」と答えると思います。正解だと思いますがちゃんと答えたい人に読んでいただきたいのでできるだけわかりやすく説明していと思います。今回は結露編です。界面活性剤はたくさんの作用があり一度では紹介できないので何パートかに分けてご紹介します。

界面活性剤とは?性質から知ろう!

界面活性剤の性質は簡単に言うと分子の中に水になじみやすい部分と油になじみやすい部分を持っています。普通生活している中で水と油といえばことわざになるほど仲が悪いですが界面活性剤がつなぎの役割を果たしてくれます。

そのほかにも面白い性質があります。水をいっぱいに入れたときに水はコップのふちから盛り上がってこぼれません。これは小学校で習う表面張力が働くためです。この水の中に洗剤をたらすと表面張力が弱まって盛り上がった部分の水がこぼれてしまいます。この性質を利用して窓を結露しないようにできるのです。

窓に水滴が付くということ

水滴が付いた状態が結露といいますが、見方を変えると水の粒が窓についていることと一緒だと思います。粒の状態では表面(表面積)が小さく蒸発するための熱量が多く必要です。温度が上がってからしか取れなかったり換気して風を当てても、とれなかったりします。なので表面張力を限りなく少なくして窓ガラスに薄い膜状の水にすることで表面積を大きくすることができ結果として結露しない状態に持っていけます。厚みのない水の膜では風を当てるだけで乾いたり、ついているかついていないか確認できなかったりします。あくまで粒状の水が付かないだけで薄い膜が張っているのでしっとりしている場合があるますのでやってみて確認してみてください。あくまで渇きが早いという効果ですので厳密には水は付きます。

洗剤って考えられてるなぁ

ついでに殺菌処理もしたほうが効果がありそうですが、食器用洗剤を使うならアルコール系の殺菌剤は使う必要はないと思います。ご自宅で使われている洗剤には除菌剤が入っていると思います。裏を見てもカタカナばかりでわかり辛いですがたいていの製品は大丈夫と思いますが、気になる方は除菌用のものを別途購入してください。使うときは洗剤で拭く前一番最初にしてくださいね。せっかくの洗剤の成分まで落ちてしまうので。洗剤でしっかりコーティングしてください。

そのほかにもいろんな性質があります。今後機会があれば実例を挙げながら紹介していきたいと思います。

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