紙ヤスリの切り方!用途に合わせて切り分け快適作業
こんにちは、誠です。今回は紙ヤスリの切り方を解説していきます。作品やDIY等仕上がりがキレイに見えるのは、角やきわ、複雑な部分をどれだけキレイに仕上げるかでクオリティが変わります。適切な紙ヤスリの大きさに切ったり、折ったりしながら楽に作業できるように手助けしていきたいとおもいます。お急ぎの方は赤文字と赤文字の見出しをスクロールして読んでください。
- 本記事で使用するもの
- 紙ヤスリ
- カッター
- 定規
- カッターマット
安全性向上計画
- オルファ社製のポキ
- カッターガード滑り止め付き定規
- 机等に固定できるバイス
紙ヤスリを切る前に
紙ヤスリの長さ
紙ヤスリは、磨きたいものに押し当て上下や左右に動かして磨いていきます。あまり小さく切ってしまうと、動かすための紙ヤスリの長さが足りず余計な力が入ったり、磨いた面が汚くなったりします。
紙ヤスリの長さは、磨きたい面の3倍から5倍の長さを確保して、指でつまんで使う場合は指の分、木材に巻く場合は指の幅1本から2本分、紙ヤスリ固定具を使うときは、折り返して固定具に固定する分、大きめに切るようにしてください。複雑な場所や小さいものには、小さく切ってもいいですが余計な力を入れないようにしてください。一気に磨かずゆっくり優しく磨いてください。
紙ヤスリの横幅
紙ヤスリの横幅は磨きたい面にたいして0.5cm、2cmから好きな幅までで、あまり小さいとすみの部分が磨けていないことがあります。よほど複雑な形でもない限り、少し大きめに切ってください。複雑ではない開けた部分には、どんな幅でもいいです。付け替えながら作業するのが面倒な時は大きく切って目詰まりしたり研磨剤が取れたりしたら、磨く場所を変えて使うと付け替える時間を短縮できます。
紙ヤスリの切り方
紙ヤスリは、折りグセをつけて手で切っていきます。
- 紙ヤスリを研磨剤がついていない方を上にして、自分の好きな長さと横幅が決まったら、定規で印をつける。
- 研磨剤がついている方が内側になるように折り、爪でしっかりと折り跡をつける。
- 折り跡がついたら、手で裂くように切ってください。
- 切りにくかったり、少し固いなと思ったら無理をしないで、2、をやり直したり、机やカッターマットの上に置いて、折り目に沿って定規を当てしっかり押さえ、紙ヤスリを上方向に裂いてみてください。
- どうしても手で切ることが難しいときは、カッターを使って切ってください。カッターを使うときは定規使うと真っ直ぐ切りやすくなります。
ハサミを使わない理由と安全性の話
ハサミで切ると、ヤスリ部分の粒々でハサミがボロボロになり使えなくなってしまいます。その点カッターは、切れ味が落ちてきたら刃を折れば切れ味が復活するので経済的です。カッターを使うときは必ずカッターマットを使うのはもちろんですが、カッターガード付きの定規を使うと、より安全です。以外と紙ヤスリを折るときも折りやすいですよ。
カッターの刃を折るときは、オルファ社製のポキか同じ様なものを使用すると、安全にケガもなくキレイに折ることができ、そのままゴミに出すとゴミ収集業者もケガや危険もありません。捨てるときは自治体の指示に従ってくださいね。役所に電話して確認するのもいいですね。
以上、いかがだったでしょうか。